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2013年11月

5人のエンターテイナーについて

どうもどうも、非常にお久しぶりに日記を書きます。いちろーです。

 
最近はもっぱらツイッターもやってないので、そろそろブログでも書こうかなと思いまして。
というのも、そう、いよいよ来週水曜日アルバム発売だからです。
 
あまりの忙殺されっぷりに、相変わらず体調はすぐれませんが、大事なアルバムなんでそろそろ宣伝せななと。
 
今回のアルバム、セルフプロデュース、ですが正直そこはあまり重要じゃないです、ぶっちゃけ。
 
今作で一番大事なのは、曲自体が他人事ではなく、僕自身、そしてせんせい自身が、聴いてくれるそこの「あなた」に向けて作ったアルバムということです。
 
 
他のインタビューでもたくさん話したのでそれを読んでくれた人には繰り返しになるかもですが、書きます。
 
 
 
今年、「We are ~」を作ってツアーしました。
はじめてのワンマンツアー、正直しんどいなって思うときもありました。
東京に帰っても休みは無く、体調を崩したり、車もおそろしく狭い中で多いときは10時間近くの移動。
そんな状況で。
 
 
でも、でも、本当に楽しかった。
 
純粋に僕らのCDを聴いてくれてる人とライブハウスで直接会うっていうだけで、信じられないくらい幸せな気分になれた。
 
ぶっちゃけ、メジャーデビューしてからは大変だったりもした。
 
リリースが多く忙しいのはもちろんだけど、どんなに努力しても、メジャーというものやavexという会社に対する無意味な批判があったりして。
 
だから、1stアルバムは、とにかく自分達が自由に音楽を作ってる姿をみんなに見せ付けたかった。 
そんなある意味リスナーを置いていくほどのはっちゃけっぷりなアルバムだったなぁ。
 
 
でもそんなむちゃくちゃなアルバムを聴いてくれて、愛してくれるお客さんがいて、ライブハウスのステージとフロアという立ち位置ではあるけど、接することができたのは本当に大きかった。
 
 
そして、ツアーファイナル直前、16のbeatのレコーディングをしました。 
 
でも16のbeatはツアーに出る前から出来てた曲だったし、夏フェスに向けての意味もある、とにかく勢いのある作品にしたくて。
 
その後、16のbeatをリリース。
 
目標としてた結果に至らないまでも、このシングルはカップリング、DVD含めて曲も音も本当に満足の内容でした。
 
そしてその後、夏フェスや色んな夏のイベントに出演。
 
たくさんお客さんが集まってくれたし、すごく盛り上がった日もあった。
 
 
 
…でもその後すごい虚無感に襲われて。
 
 
 
なんでかっていうと、人がたくさん集まって、盛り上がったアーティストが一番すごいのか?自分達の目指すべき音楽ってそこなのか?って思うようになってしまったから。
 
もちろんライブは盛り上がった方が楽しいし、うれしい、たくさんお客さんが見てくれたほうがありがたい。夏フェスやイベントでは本当にいつもたくさんのお客さんが来てくれて、盛り上がってくれる日もあって、本当にありがたい、うれしかった。
 
 
でもさ、ぶっちゃけうちらの音楽は盛り上がりにくいほうの部類に入る気がするし、ノリやすさとかそれだけで言ったら、たくさんいる四つ打ち音楽の方が良い音楽ってことになっちゃうの?って。
 
 
実際、四つ打ちのバンドやアーティストは確かに売れてるし、僕自身、クラブミュージックも四つ打ちだけど、それは好きでよく聴くし、どこもかしこも、自分達だってフェスをやってる今、わかりやすさ、ノリやすさはとても重要な事もわかってる。
 
でも、何か違うなーって。
 
そんなことを考えて、プラス忙しさで、夏はどんどん暗い気分になっていった。
 
 
 
 
じゃあ改めて自分が音楽をやってる理由って、なんなんだろう?
 
ぶっちゃけ、大物アーティストさん達のようにすごい歌詞が書けるわけでもないし、さっき言ったフェスで盛り上がりやすいようなバンドみたいに流行りに乗ってるわけでもないし、乗りたいわけでもない。
 
 
じゃあ自分がやれることって、やっぱり、
 
『バンドが本当に良いって心から言える作品を作ること、そして自分の歌を、なるべく聴いてくれる人の心の奥の方に、歌うこと、伝えること』
 
それしか無いなって思った。
 
 
ノレるだけのバンドではありたくない、でも聴いた人、見た人が思わずココロを、カラダを動かして、手を上げて、声を出してしまう、そんなバンドでありたい。
 
そんな矛盾したような思いを超えるために、夏以降のライブは、とにかく気持ち込めて歌うようにした。
 
だから気持ちが込められないなって思う曲をセットリストに入れないようにしたし、とにかく自分が気持ちを込めて歌えば、きっと、聴いてくれる人にも届くだろうって。
 
せんせいともライブの合間にそんなことを言い争いみたいになるくらいたくさん話したりもした。
 
 
 
それで、実際、見た人がどうだったかはわかんないけど、自分はすごく、ステージに対するモヤモヤは解けた。お客さんに素直な気持ちで対峙できるようになった。
 
盛り上がりとか、数、とか、そういうことじゃなくて、お客さん1人1人に歌えるようになった。
 
 
 
そしてそんな中作ったのが「誰かのエンターテイナー」。
 
作ったっていうか自然とできたんだけど。
 
この曲ができたときに、自分でこの詞を見て、自分で泣いてしまって。今でもライブでやると毎回泣きそうになりますが。
 
 
この曲で答えが見えた気がして。
 
だから、他の曲もとにかくライブで、聴いてくれる人に気持ちが込めれる歌を作るんだ、詞を書くんだ、って、ひたすらその気持ちで、アルバム曲の詞を書いた。
 
 
せんせいとも詞については今作で初めてたくさん話した。
 
せんせいも聴いてくれる人の伝えたい事がたくさんあるって、おれとは気持ちの立ち位置は全然違ってたけど、結局同じことを思ってて。
 
 
だから、今回のアルバムは、本当に一曲一曲、自分の気持ち、そして聴いてくれる人への気持ちを、たくさんたくさんたくさん詰め込んだアルバムになった。
 
 
 
だからある意味外向きのアルバムでは無いかもしれない。一曲目がアカペラではじまるなんて、こんな新人バンドのやることじゃないかもしれない。
 
 
でもこのアルバムはまず第一に、カランコロンを好きでいてくれる人への感謝の気持ち、そしてこれから、こんなバンドだけど好きになってくれるっていう人たちへの感謝を込めたアルバムだなって思ってます。
 
 
だから、とにかく今までカランコロンを大切に思ってくれた人にまず聴いてほしい。
 
で、たぶん聴いたら感じると思う、「これ、次最高のツアーになるな」ってこと。
 
そりゃそうだよ、だってツアー早くやりたくて作ったようなもんだしね笑
 
 
 
あとね、だから、初回盤には色々なお楽しみを用意してます。DVDのライブ映像も、本当にブリッツのワンマンは過去最高の出来のライブだったし、ライブDVDで売りたいくらい最高なんだけど、通常盤とは、ブックレットの中身も違ったりします。 
 
それはもう見てからのお楽しみ。毎回言ってますが、初回盤買ってくれた人には絶対後悔させたくないからね。
 
めっちゃ面白い仕掛け用意したから、これはもう買って開くのを楽しみにしておいて。
 
あと、プレイボタン買ってくれる人、こっちにもとある仕掛けをしておきました。これも買った人しかわからないオマケがあるので、そっちも楽しみにね。
 
 
とりあえず、インストアで今回はたくさんの場所に行くので、ますはそこで会いましょう。
 
アイドルみたく握手会でCDが売れるってことはあるべき事じゃないとは思うんだけど、僕自身、みんなに会えるのは本当に楽しみだから、是非、火曜日に買って、もうインストアの時には聞き込んで、おっさんとの握手ついでに、たくさん感想を聞かせてほしいです。 
 
 
みんなに喜んでほしいから作ったアルバム。だから、それを聴いて喜んでくれる姿が見たい。
 
 
じゃあ、みんな、またインストアで会いましょう。
 
 

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